入選作016

008の金3枚に対してこちらは銀4枚。限定打〜限定合が登場しますが、収束は冗長。


解説

作者 -当初、42〜33銀生という展開を目指して作図していましたが、いろいろいじっているうちに、 限定打〜限定合という本図を得ました。42銀生は、42に駒を置かないと成立しないようなので諦めました。 収束はもう少し何とかしたかったのですが、これが精一杯です。

☆解く意欲が湧いてくる魅惑的な盤上銀4枚の初形。
☆ただ手順は初手に色々あり迷う。金気がないのでするすると抜けられそうでもある。 角を打つか、どちらかの銀で行くか…銀なら生というのはなんとなく分かる。
☆収束はやや冗長であるが、この初形と序盤の見ごたえのある手順で非常にインパクトのある作品に仕上がった。

天津包子 -もう一枚の銀も捌きたい所。
野口賢治 -この初形はいずれ古作になり得る金字塔。
凡骨生 -初手は33銀行生としたくなる。4手目23や34に合が利きそうで利かないのが面白い図。 宮浦忍 -45角限定打が不利感のある好手。

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